まいむのFQ二次創作
- 著・深沢美潮の「フォーチュンクエスト」シリーズの二次創作を公開しています。 トラップ×パステルOnlyで、全くの健全小説です。
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トラパス小劇場6~10
PC版に設置しているWeb拍手に、それぞれ期間限定で置いてあった、トラパス小劇場を公開いたします。
それぞれに、一応舞台となっている自作品へのリンクを貼っておきましたので、参考にしてください。
短いですが、楽しんでいただければ幸いです。
場ツナギで、すみません・・・
それぞれに、一応舞台となっている自作品へのリンクを貼っておきましたので、参考にしてください。
短いですが、楽しんでいただければ幸いです。
場ツナギで、すみません・・・
「そういえば、こないだ変な夢をみたのよ」
「ゆめぇ?」
「そうそう、ヒールニントのダンジョンで、わたしのドッペルゲンネルに会ったじゃない?」
「ああ、会った会った」
「で、トラップは、それが私じゃないって見破ったじゃない?」
「ああ、そうだっけな」
「夢の中でトラップに聞いたのよ、どうしてわかったのって」
「ふーん」
「そしたらトラップ、『いつだっておめえを見てるからだ』なーんて言うのよ!」
「・・・へ、へぇぇ」
「でさー、そのままキスされそうになっちゃって! トラップが、わたしによ!?」
「・・・・・・へー・・・」
「もー、おっかしいでしょ? こう・・・じっと真剣な目で、覗き込んでくるわけ」
「・・・で?」
「それがさー、ドッペルゲンネルに助けられちゃったのよね! ドッペルパステルの矢がさ、トラップの背中に命中しちゃって・・・もう、ほーんと助かっちゃった!」
「・・・あっそ」
「夢って怖いよね。モンスターに追っかけられるとか、お財布落っことすとか、現実であったらもう死んじゃう!ってことばっかり夢にみるよねー」
「・・・・・・・・・」
「いたっ!なんでイキナリぶつのよ! ちょっと、トラップ、トラップー?」
「あ、パステル、トラップー! あんたたち大変だったんだって?」
「リタ!! 久しぶり!」
「キットンから聞いたわよ、結婚させられそうになったんだって」
「そうなのよ、でも、おばあさまも分かってくれたし、もう大丈夫! リタにも見せたかったなぁ、マリーナの作ってくれたウエディングドレス、すごくステキだったのよ!」
「・・・パステル・・・こんなジンクス知ってる?」
「ジンクス?」
「そ。結婚前にウエディングドレスを着ると、幸せな結婚ができないって」
「え、えええええ~!? うそ、なにそれ!」
「ブハッ!! パステルちゃん、かわいそー!」
「う、うるさいトラップ!」
「はは・・・しまった、余計なこと言っちゃったなぁ。まぁ、ジンクスはジンクスだから」
「う・・・うえ~ん・・・」
「いーじゃねぇか、結婚なんてしねぇで、ずっと冒険者やってりゃ」
「そ、そんな! 結婚は、女の子の憧れなのよ!」
「ふーん、そんなもんかねぇ」
「そうよ!」
「じゃ、おれがもらってやるよ」
「へ? 何を?」
「・・・いや、なんでもない」
「ねぇ、トラップ知ってる?」
「何を?」
「この火祭りにはジンクスがあってね。クライマックスの花火のときに、好きな人にキスすると、その人とずっと一緒にいられるんですって」
「・・・へー」
「ん、まぁ、トラップにそんなこと言ってもしょうがないわよね。トラップ、昔っからジンクスとか、おまじないとか、信じないし」
「・・・まぁな」
「あら? そういえば、パステルがいないわね」
「げげっ、あいつ、またはぐれたのか!?」
「そうみたいねー、トラップ、探しに行ったら?」
「・・・なんでおれが・・・」
「あ、そういえばついさっき、ギアを見かけたわ。彼もエベリン在住ですもんね、火祭り来てたのね」
「・・・・・・・・・」
「急いだほうがいいんじゃない?」
「だぁぁぁぁ、ちっくしょー!」
「がんばってねー、トラーップ!」
「カタリーナって、これからどうするのかなぁ」
「どうするもなにも、仲間んとこへ帰ってったじゃねーか」
「うん、そうなんだけどさぁ。トラップ言ってたじゃない? あの男の子ふたりは、カタリーナのことが好きなんだって」
「あー、見てりゃわかんだろ、クレイじゃあるめえし」
「しっ、クレイに聞こえるわよ」
「クレイ、寝てる」
「それがどうかしたんですか?」
「うん、ほら。カタリーナは、そのふたりの気持ちに気づいてないみたいじゃない? だから、男の子たちかわいそうだなぁって思って」
「ええ、ええ、かわいそう、とってもかわいそうですとも」
「・・・なんでキットン、そんなに嬉しそうなのよ?」
「かわいそうだ」
「・・・なんでノルまで、そんなに楽しそうなの?」
「ねー、トラップ。かわいそうですよねぇー!」
ゴチンッ!
「いだだだだ、なにするんですか!」
「トラップ、暴力、よくない」
「うるせぇぇぇ、言葉の暴力はいいのかよ! 言葉の暴力は!」
「何言ってんのよ、トラップ。キットンもノルも、別に何も言ってないじゃない」
「・・・・・・」
「そうですよ、誰もトラップがかわいそうだとか、一言も言ってないじゃないですか」
「・・・・・・ウルセェ」
「ああっ、またそうやって殴る! もう、トラップ、トラップ―――!」
「ねぇトラップ、パステルたち、大丈夫よね?」
「・・・ああ、ま、あれでも一応冒険者だしな」
「ふぅん」
「んだよ、リタ。ヘンな目で見るんじゃねぇよ」
「いや、信用してるんだなって、思って」
「信用ってわけじゃねぇけどよ・・・あいつあれでも面倒見はいいから、シロとルーミィのふたりがいりゃ、逆に張り切ってナントカして来るって」
「ふぅん、トラップ、ちゃんとわかってるのね」
「いや・・・まぁ、その・・・んなことねーよ」
「さすが、パーティの一員? それとも、何かな?」
「バカ、なに病人からかってんだよ」
「まったく、病人のくせに無理してお見送りにきちゃうあたり、あんたもかわいいわねぇ」
「・・・・・・!! この・・・ッ・・・」
「あらやだ、この人ったら、倒れちゃったよ」
「うう・・・」
「しょうがないわねぇ、ほら、肩貸してあげるから掴まりなさい」
「わ、わりぃ」
「あーあ、いいなぁー、わたしも青春したいなぁー」
「・・・どーいう意味だよ・・・あ、やべ、まじで熱あがってきた・・・」
「あらら、ほら、ベッド行くわよ。がんばんなさい!」
「うぅ・・・」
「まったく、あんたのケナゲさといったら・・・なんかご褒美あげたくなっちゃうわね」
「・・・そんなもんいらねー・・・」
「そうよねぇ、わたしからもらっても、ねぇ」
「・・・・・・」
「パステルからもらわなきゃ、意味ないわよねぇ。ちょっとトラップ、聞いてる?」
「・・・なーんも、聞こえねぇ」
あとがき
ほんと、PC版からWeb拍手をその都度見てくれてる読者様には、場ツナギで申し訳ないです・・・
「結婚前に、ウエディングドレスを着ると、シアワセな結婚ができない」っていうジンクスは、実際わたしが耳にしたものです。しかも、わたしは当時付き合っていた彼氏と着ました。
結婚式場で、試着体験があったんですね~。ウエディングフェアとは違い、オバサン同士とか、女性同士でもOKな、軽いノリのやつ。でも写真も撮ってくれました。
そんなこともありましたが、まぁシアワセな結婚できましたよ?(笑) 休みの日までずっとパソコンに向かいっぱなしでも全く気にせず、本人はゲーム三昧という、ステキな旦那様ですから(笑)
小劇場は、トラップ空回りで、まわりがそれをいじめたりからかったりするパターンが定着しつつあります。
むしろ、小劇場のために本編であえて語らなかったり・・・
またこれからも、おまけとして書いていきたいと思ってます。
あとがき
ほんと、PC版からWeb拍手をその都度見てくれてる読者様には、場ツナギで申し訳ないです・・・
「結婚前に、ウエディングドレスを着ると、シアワセな結婚ができない」っていうジンクスは、実際わたしが耳にしたものです。しかも、わたしは当時付き合っていた彼氏と着ました。
結婚式場で、試着体験があったんですね~。ウエディングフェアとは違い、オバサン同士とか、女性同士でもOKな、軽いノリのやつ。でも写真も撮ってくれました。
そんなこともありましたが、まぁシアワセな結婚できましたよ?(笑) 休みの日までずっとパソコンに向かいっぱなしでも全く気にせず、本人はゲーム三昧という、ステキな旦那様ですから(笑)
小劇場は、トラップ空回りで、まわりがそれをいじめたりからかったりするパターンが定着しつつあります。
むしろ、小劇場のために本編であえて語らなかったり・・・
またこれからも、おまけとして書いていきたいと思ってます。
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プラグイン
60000Hit,Thanks!!
ただいまキリリク停止中
はじめに
プロフィール
HN:
まいむ
HP:
性別:
女性
自己紹介:
中学生の時にフォーチュンクエストにはまり、一時期手放していたものの、最近になって改めて全巻買い揃え・・・ついには二次創作まで始めてしまいました。まだ未熟ですが、自分の妄想を補完するためにも、がんがん書いていきたいと思ってます。
温かく見守ってくださる読者様募集中です。
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